「オペラ 森は生きている」オペラシアター こんにゃく座

ストーリー
大晦日、わがままな女王が、四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したために、国中は大さわぎ。
ほうびの金貨に目がくらむ継母のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと一人の娘が真っ暗な森に追いやられます。
そこでは十二月の精たちがたき火を囲んで新年の儀式の最中でした。
娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらいます。そうして娘が手に入れたマツユキ草を渡された女王は、自らマツユキ草を摘むために吹雪の森へと出かけます。しかし、そこで待ちうけていたものは……。
こんにゃく座
オペラシアターこんにゃく座は、[新しい日本のオペラの創造と普及]を目的に掲げ、1971年に創立されました。母体となったのは、東京芸術大学内で1965年から12年間にわたって活動が続いた学生たちのサークル「こんにゃく体操クラブ」です。
日本語のオペラ作品を、恒常的に上演する専門のオペラ劇団として設立されました。
こんにゃく座は、オペラの演劇性を重視し、こんにゃく体操で培われた身体性を駆使し、演出面にも斬新な発想を提示し続けています。
そして大掛かりなグランド・オペラの方向はとらず、ピアノのみ、あるいは小編成のアンサンブルの演奏と少人数の出演者による作品を創作し、数多くの上演を重ねています。

作、演出、出演
原作:サムイル・マルシャーク
翻訳:湯浅芳子
台本・作曲:林光
演出:眞鍋卓嗣
開催
2024年1月31日(水)18時30分開演 /
2月1日(木)13時00分開演
会場:町田市民ホール