東海道四谷怪談 (劇団前進座)

(202回例会)
2022年7月22日(金)18時00分開演/23日(土)13時00分開演
会場:川崎市麻生市民館

江戸時代後期に活躍した、歌舞伎狂言作者鶴屋南北の代表作、「生世話物(きぜわもの)」の最高峰ともいわれる作品。岩と袖の二人の姉妹が伊右衛門と直助という二人の男に翻弄され犠牲になっていく…江戸時代の男中心の社会で抵抗が許されなかった女たちの姿を描く。
歌舞伎屈指の人気作として、今も私たちを楽しませてくれる名作。怪談といえば「四谷怪談」、幽霊といえば「お岩様」。ケレン・カラクリに満ちた「髪梳き」「戸板返し」など、驚きの名場面の連続です。
非情な伊右衛門の犠牲になったお岩の哀れさ、名もなき庶民たちの壮絶な生き様に迫る前進座版「東海道四谷怪談」です。

作、演出

作:鶴屋南北 
演出:中橋耕司
出演:藤川矢之輔、河原崎國太郎、嵐芳三郎 他